陸自隊員が訓練中に2人死亡 死因は落雷による感電死 当時はコンクリート製の構築物内に 

2025年08月20日 16:00更新

大分県にある陸上自衛隊の日出生台演習場で訓練中に隊員2人が亡くなっているのが見つかったことについて2人の死因は落雷による感電死だったことが分かりました。

18日未明、陸上自衛隊の日出生台演習場で隊員2人が心肺停止の状態で倒れているのが見つかりその後、死亡が確認されました。

司法解剖の結果、2人の死因は雷による感電死と分かりました。

亡くなったのは玖珠駐屯地西部方面戦車隊に所属する3等陸曹の谷津剣斗さん25歳と久保田愛悠さん21歳です。

2人は潜入訓練に参加してペアで行動し銃や弾薬は持っていませんでした。

2人は当時「監的」と呼ばれるコンクリート製の構築物の中にいたということです。

訓練が行われていた17日と18日は大分県内全域で雷注意報が発表されていて演習場でも雷が確認されていました。

陸上自衛隊は事故調査委員会を設置していて今後、訓練実施が適切だったかも含めて調べる方針です。

西部方面戦車隊は「訓練中の隊員が亡くなったことを重く受け止めている。今後は再発防止を進め安全管理に万全を期していく」とコメントしています。

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